オペ室にて

今日は肺癌のオペをメインに見学することにした。前に食道癌の手術をしている患者さんのため、癒着が激しい。肺の病変部位にたどり着くまでに約4時間。研修医の先生方2人とも気分が悪くなって、途中退室。研修医は手術助手として働くため、術野があまり見えず、鉤引きなどをしていなくてはならなくて、ある意味とても大変。でも、少し休んだら、すぐに復活していて、さすがだな〜と思いました。
でも、私が一番同情してしまったのが、MRの方々。手術後半で出てくる手術器具の説明のために朝9時からオペ室待期。もちろん術野をのぞくわけでもなく、壁に沿って立ちっぱなし。お疲れ様です。ついつい、椅子でもすすめたくなってしまったけれども、すすめられても困るんだろうなー、と思ってやめておきました。日本のMRってとても大変。精神的ストレスが溜まりそう。