豆乳花

shenri2005-10-20

コンビニで豆乳花を買った。大きな容器の中に白いドロドロとしたものがビニールに包まれてはいっており、それを搾り出して、黒蜜をかけて食べる。イメージ的には豆腐をぐちゃぐちゃにしたものに、黒蜜をかける感じかな。こう書くと、なんだかまずそうでしょ? 実際見た目は悪いんです。でも、美味しいのよ。
豆乳花との出会いは3年前の夏かな。台湾一周旅行をした時です。どこの街に行っても公園の片隅や道端で、おじさんがバケツから大きなひしゃくみたいので白いドロドロしたものをすくい上げ、大き目の紙コップに入れ、そして黒い液体をかけて売っていたのです。当時は日本で、それこそコンビニなんかで売っていなかったので、見た目悪いし、バケツから出てくるし、「なんじゃありゃ?(・・・ってか怖いなぁ)」って思いましたが、どうやら、台湾人には大人気の様。行列ができているところもありました。見かけグロいけど、でも、『旅先では現地の人が食べるものを食べる!』がモットーの私としては、ここでひるんでいるわけにはいきません。だから、勇気を出して買ってみました。
使いづらいスプーン(といっても、厚紙を折ってようやくすくえるようにした感じのもの)で、やっとこさ口に運んでみると(ここまでの所要時間はかなり長い・・・笑)、あ、冷たい。甘い。ってか美味しい。豆乳の香りと冷たさと蜜の甘さがいい感じにマッチしている。
いやぁ、勇気を出してよかった。2口目からは、もう躊躇なんてありません。それどころか、あまりにスプーンが使いづらかったので、お行儀悪いですが、紙コップに口をつけて、ズリズリと口に流しいれて食べちゃう程美味しかったのです。
コンビニの豆乳花もそこそこ美味しいけれど、やっぱり、台湾で食べたあの豆乳花には全くかないません。台湾は体に良くて美味しいものが沢山。懐かしいなぁ。また行きたいなぁ。