PMDDのお話

shenri2005-10-19

今月も女であることを自覚する日々がやってきました。・・・な〜んて書くと、ちょっといい感じ(!?)ですが、実際は、全然良くない黄体期です。今更ですが、一応簡単に説明すると、黄体期っていうのは排卵してから生理が始まるまでの期間。この期間、女性はとってもデリケート(自分で言ってて恥ずかしくなりますが・・・笑)になるのです。少なくない女性が、心身の不調を自覚し(これがPMS月経前症候群)、日常生活が送れないほど精神的に不安定になることも(これがPMDD:月経前不安気分障害)。医学的にはPMSPMDDと診断するには、○○の症状が○ヶ月以上、といった細かい決まりがあるのですが、大雑把にいったらこんな感じ。
このブログによく書いていますが、私は、医学的に診断されるほど重くはないけれど、ちょっとPMDDっぽくなる事があります。初めてなったのは3年程前。自分が精神的にヤバイのはわかるのだけれど、何でかわからず、相当まいってしまったことがあります。でも、友達や、当時付き合っていた彼氏がすごく助けてくれて、支えてくれて、PMDDという病気を知り、受け入れる事ができました。
それから3年ちょっと。まったく症状が出ない月もあるし、結構ひどくて泣いてばかりの月もあるけれど、だんだんと付き合い方がわかってきた気がします。この病気はホルモンバランスの乱れによるものなので(あまり詳しい事はわかっていませんが)、ピルで症状がでなくなることもあるし、漢方がきくこともあるし、抗うつ薬が有効なこともありますが、やはり完全寛解(完治すること)は難しい。そもそも病気なのか生理的範囲なのか、というところも難しい。だからこそ、うまく付き合っていけたらいいな、と思うのです。そして、私は幸い軽いけれども、もっと大変な思いをしている女性達が少しでも楽に生活していけるように、将来医師として何かできたらいいなと思っています。そのためにも、ちゃんと卒業して、国試も受からなきゃ><