後付けでごめんなさい><

そんなに忙しかったわけではないのですが、だいぶ長い間、書きそびれていました。でも、この映画の感想は書いておきたくて。。。 後付けでごめんなさい。
映画『メゾン・ド・ヒミコ』(監督:犬童一心 脚本:渡辺あや
当たり前ですが「愛する」と性的な意味で「好きになる」のは違うのですね。この作品はゲイの話なのですが、同姓の恋愛だけではなく、親子愛、友情、色々なものが絡んできます。 私もアメリカに留学していた頃、ゲイの友達がいました。「なんで男の子が好きなの?」という私の問いに対して彼は「男も女も好きなんだけど、でも、恋に落ちる相手は男なんだよね。ゲイになりたいと思ってなったんじゃなく、気付いたらゲイだった」といった言葉を返してくれた覚えがあります。
普段、なんとなく、性的な意味で「好き」になるのは「愛する」ことより簡単な気がしてしまいます。恋愛って言葉も、「恋」が先にあって、「愛」が後だし、やっぱり、恋人に対しても、まず「好き」があってから「愛」が生まれる。まぁ、それは事実だけど、でも自分を省みると、私には愛している人が沢山いるんですよね。家族や友達、男女問わず。人によって「愛」の定義は違うだろうけれど、多分私は、一度愛したら、きっとずっと愛しています。でも、性的に「好きになる」のは一度に一人だけ。(一人じゃなくて何人もいる人は結構いるんだろうなぁ・・・苦笑) アメリカで出会ったゲイの彼も、きっと愛する人は沢山いて、でも、何故だか性的に好きになるのは男性だけなのでしょうね。「好きになる」って一体何なのでしょう。
ところで、この作品のオダギリジョーはめちゃめちゃカッコ良い!! そして、ヒミコ役の田中泯さん、美しすぎます。綺麗です。2人ともゲイの役なんだけど、ほんと自然で、尚且つ、うっとりするほどセクシー。こんな男達に彼氏を取られても、文句は言えないかも。あ、でも、もちろん嫌ですけど(笑)。